ダーク・アベンジャーズ(Dark Avengers)
(チーム名、マーベル)
第一期
概要
クロスオーバー"Secret Invation"の結末により、
アイアンマンことトニー・スタークは政府の信頼を失い、
S.H.I.E.L.D.の長官の座を罷免された。代わりにその座についたのは、
スクラル人の女王を殺害した
ノーマン・オズボーンだった。
当時のアベンジャーズ(超人登録法に登録したヒーローだけで結成された
マイティ・アベンジャーズ)はS.H.I.E.L.D.からの資金で運営されていたため、S.H.I.E.L.D.の実験を握ったオズボーンが事実上の責任者ということになった。
そこでオズボーンはS.H.I.E.L.D.を
H.A.M.M.E.R.と改め、アベンジャーズも自らに忠実な者だけで作り直すことにした。こうして結成されたのがダーク・アベンジャーズである。ただし、「ダーク」とはあくまでコミックのタイトル上の呼び名であり、ノーマン・オズボーン自身は正規の「アベンジャーズ」と呼称している。
メンバーはこれまでのアベンジャーズに似た役割の者たちを集め、コードネームもそれに準じているが、その中身は元ヴィランたちが多い。
初期メンバー
アイアンパトリオット:ノーマン・オズボーン。トニー・スタークがアベンジャーズ・タワーに残して行ったアーマーを自分用に改造。
ミズ・マーベル:本物がメンバー入りを拒んだために
ムーンストーンにコスチュームを着せた。
ホークアイ:
ブルズアイがホークアイのコスチュームを着た。オズボーンがこれまで仕切っていた
サンダーボルツからの登用。
スパイダーマン:
ヴェノム(この時期は
スコーピオンことマクガーガンが
シンビオートと共生)
ウルヴァリン:ウルヴァリン(ローガン)の実の息子
ダケンをスカウト。コスチュームは茶色のウルヴァリンのもの。
アレス:ギリシャ神話に登場する戦いの神。マイティ・アベンジャーズから残留しているが、元々
ソーの代用のようなもの。
セントリー:マイティ・アベンジャーズから残留した本物。
キャプテン・マーベル:
ノー・ヴァー。ムーンストーンに誘惑されて肉体関係を持つが、直後に悪人たちのチームだったことに気付き、離脱。
新(ダーク)アベンジャーズ結成記者会見
(Dark Avengers#1,2009年1月)
解散
大型クロスオーバー"
Siege"の集結と共にノーマン・オズボーンとメンバーは逮捕。
ウルヴァリンことダケンはアメリカ兵に変装して脱出した。
第二期
概要
"Siege"後
ラフトに収監されていたオズボーンだったが、移送の隙に脱走。
A.I.M.、ハイドラ、ザ・ハンドらと手を組んで新たな組織を編成する。
今回もオリジナルを模したメンバーをスカウトした。
初期メンバー
ノーマン・オズボーン
スパイダーマン:オズボーンと獄中で知り合ったペルーの神、
アイ・アペイクを遺伝子変異させたもの。
ウルヴァリン:ザ・ハンドのミュータントでウルヴァリンの宿敵ゴーゴン。
スカーレットウィッチ:オズボーンと獄中で知り合った狂気の生物学者、
ジューン・コヴィントン(トキシー・ドキシー)。
ホークアイ:クリント・バートンの兄、
トリックショット。
ミズ・マーベル:狂気の科学者デイドル・ウェントワース(
スーペリア)
ハルク:ハルクの実の息子
スカール。
新(ダーク)アベンジャーズ集結。背を向けているのはオズボーン。
(New Avengers Vol 2 18,2012年1月)
第三期(2013年〜)もあり。)
最終更新:2021年03月12日 08:25