ヴィジョン (Vision)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Avengers #57(1968年10月)
種族:シンセゾイド(Synthezoid、アンドロイドよりも人に近く人格を持つ。人造人間)

概要

ウルトロンアベンジャーズに対抗するため造り出した人造人間。
その人格には死亡したワンダーマンの意識を移植されている。
ベースとなっているのは、ゴールデン・エイジのコミックで活躍したアンドロイドのヒューマン・トーチ(ファンタスティック・フォーとは関係無い方)。

アベンジャーズを暗殺するため送り込まれたが、戦いの中で自らの中にある人の心と記憶を取り戻し
て仲間となり、ウルトロンを撃退。アベンジャーズと共に打ち捨てられたハンク・ピムの研究所を訪れ、そこでウルトロンと自分の正体を知る。
アンドロイドとしての肉体よりも人としての心を認められ、アベンジャーズの仲間入りを果たし、人知れず涙を流すのだった。

結婚と子供

その後、スカーレットウィッチと結婚。
人造人間には不可能なはずの子供をつくるということをスカーレットウィッチの現実改変能力によって具現化する。
子供たちは双子で、後にウィッカンスピードと名乗り、ヤングアベンジャーズのメンバーとなる。

死と復活

アベンジャーズの解散を描いたストーリー"Avengers Disassembled"でシーハルクによって真っ二つにされ破壊された。

この破壊された半身をヤングアベンジャーズアイアンラッドが復活させる。すると能力やデータは以前に近いが、経験の少ないいわば若手ヒーローと同じような状況となり、ヤングアベンジャーズの仲間となる。

本来のヴィジョンが復活するのは2012年、Avengers vol. 4
トニー・スタークによって修復され、再結成されたアベンジャーズの一員となった。

能力

超人的な身体能力
飛行
ソーラーエネルギービーム:主に目から高熱のビームを発射する。
額のソーラー・ジュエルで太陽エネルギーを吸収し、様々な用途に使用する。
肉体の分子密度を変更:これにより、耐久性を増したり、逆に壁などの固形物を通り抜けたりできる
物質スキャン:物質の組成や構造を解析できる
聴力操作:自らの聴力を操作し、通常は聞き取れないような小さな音を聞き取る。
高度な人工頭脳。ワイヤレスで他のコンピューターと接続し情報を検索できる。また、多くのデータが蓄積されていて、瞬時に引き出すことができる。

など

トリビア

  • "ヴィジョン"の名前を持つヒーローは、ゴールデン・エイジに既にいた*1。マーベルは当初、彼を再度出そうとしたが、検討の結果、新しいキャラクターを登場させた。
  • 「ヴィジョン」と名付けたのはワスプ(ジャン)で、能力から名前を付けたとされる。


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最終更新:2022年06月18日 14:30

*1 霧になる能力を持つ異次元人の警察官