アントマン(Ant-man)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Tales to Astonish #27 (1962年1月)

本名

初代 :ヘンリー・ピム Henry"Hank" Pym
二代目:スコット・ラング Scott Lang
三代目:エリック・オ・グレイディ Eric O'Grady

概要

元はヘンリー(ハンク)・ピムが体を縮小し、アリを操る能力を得たことで名乗ったヒーロー。
ハンクはその後、ジャイアントマン、ゴライアス、イエロージャケット、ワスプとコードネームを変遷。
その間、別の人物がアントマンを名乗っている。
初登場した"Tales to Astonish"は元々SF・怪奇コミックスを掲載していたシリーズで、ハンクが初めて体を縮小する薬品を発明したストーリーもSF的な物語だった。

ハンク・ピム

天才科学者ハンク・ピム博士が物を縮小し、そしてまた元の大きさに戻す物質「ピム粒子」を発明。
(Tales to Astonish#27)

政府の機関で働いていたときに共産圏のスパイに襲撃され、前述のピム粒子とアリとコミニュケーションをとり操るヘルメットと鉄の繊維でできたコスチュームを身につけて対抗。「アントマン」となった。
(Tales to Astonish#35)

過去に共産党員に妻マリアを誘拐・殺害されたことがある。
マリアは新婚旅行で怠惰な態度をとる夫に、父の口癖「怠けものよ、蟻のところへ行け」(旧約聖書 箴言6章6節)と言っていた。
この悲しい過去から、ハンクはアントマンとして犯罪や悪と戦うことを決意した。
(Tales to Astonish#44)

その後、ソーハルクアイアンマンらとアベンジャーズを結成。

スコット・ラング

娘が先天性の心臓病にかかり、その治療の為に泥棒に逆戻りをし、その時に侵入したハンク・ピムの屋敷からアントマンの装備を使い、娘を助けた経緯をピムに認められ、二代目アントマンとなった。
アベンジャーズの解散を描いたクロスオーバー"Avengers Disassembled"で死亡するが、後に復活。
X-Statix Presents: Dead Girlでは死亡していた間、天国にいる姿が描かれる。ここでは死のショックのせいか、かなりの変人となっていた。
後に出た個人シリーズAnt-Man Vol.1:Second-Chance Manで警備会社「アントマン・セキュリティ・ソリューションズ」を立ち上げる。
娘のキャシーはスコットに付き添いでアベンジャーズ・マンションに出入りし、日常的にピム粒子を浴びていたためか体を収縮する能力があり、「スタチュア」のコードネームでヤングアベンジャーズのメンバーとなった。

エリック・オ・グレイディ

非常に軽薄且つ臆病でせこい男。アントマンスーツを使って火事場泥棒やシャワー覗きなど悪事を働く。戦闘でも自己の保身を最優先している。
かと思えば瓦礫の下にいた少女を助けたり、善良な部分を見せることもある。
S.H.I.E.L.D.の職員。ハンク・ピムが開発した新型アントマンスーツを親友が盗み、その親友が死亡した時にヘリキャリアーが襲撃を受け、死にたくない一心でスーツを身につけた。
最終的にはS.H.I.E.L.D.の長官となったトニー・スタークに認められ、アントマンとしてキャンプ・ハモンドに送られた。
"Irredeemable Ant-Man"という個人シリーズも出ている。

能力

体を縮小、元に戻す。最初は薬品の力に頼っていたが、後にいつでも自在に変化できるようになった。
ヘルメットでアリと交信。自在に使役できる。







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最終更新:2018年10月17日 20:32