ウルフスベーン(Wolfsbane) / レイン・シンクレア(Rahne Sinclair)

(キャラクター、マーベル)

初出:Marvel Graphic Novel #4: The New Mutants (1982年)
種族:ミュータント、女性、スコットランド人

能力

二足歩行の狼といった獣人状態、または完全な狼の姿に変身できる。
変身は自分の意志で可能。
後にセカンド・ミューテーションにより、爪の延長や5匹の狼に分裂する能力を得た。

概要と経歴

ニューミュータンツ発足時のメンバー。狼になった時の能力を生かした追跡や偵察などで活躍。
当時の年少メンバーで他のメンバーの妹分・マスコット的な部分(メルヘンチックな妄想をしていることもあった)もあったが、非常に厳格な宗教教育の元で育ったため、シャイで人知れず思い悩むことも多かった。

スコットランド、アラプール北部の生まれ。
父は長老派の牧師だったが娼婦との間に子供を作ってしまった。母親はレインを産むために死亡。
父は教会としてレインを引き取ったが、自分が父であることは明かさず、レインを「罪の子」として厳しく育てた。
14歳の時に能力が覚醒。父によって悪魔に与えられた能力だと言われ、住民たちに追われるようになっていた。
(New Mutants Vol. 2 #11)

その能力のせいで迫害されていたところを後の養母モイラ・マクタガートに助けられた。
X-MENが全滅し(本当は生きていた)絶望しているプロフェッサーXの元へ連れて行かれ、ニューミュータンツ結成メンバーの1人となった。

動物とテレパシーでコミニュケーションがとれるダニエル・ムーンスターとは精神的につながっていたが、ムーンスターの方がM-Dayで能力を失ってしまったため、このつながりも解消された。

現在はX-Factor探偵社の一員。

恋愛

サイファーリクターエリクサー、ハリムハリ(アスガルドの狼男)と恋愛。キャノンボールハボックに片思い。
ハリムハリとの間に子ども(タイアー)が生まれたが、ウェアウルフ・バイ・ナイトに押しつけた。

トリビア

「ウルフスベーン(Wolfsbane)」は植物のトリカブトのことで、強い毒を持ち、毒が狼や狼男を殺すことができると言われている。

アメコミ@wlki

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最終更新:2021年08月08日 18:18