アイスマン(Iceman) / ロバート・ルイス・"ボビー"・ドレイク(Robert Louis 'Bobby' Drake)


初出:X-MEN #1 (1963年9月)
種族:ミュータント、男性、地球人

X-MEN初代メンバーの一人。
初登場時は16歳でチームの最年少メンバー。戦闘中でもビーストと二人でジョークばかり言うムードメイカーであった。

能力

冷気を操る。物体を凍らせ、氷を自在に造り出し、自らの体を氷の塊にする
その能力は時代を追って成長を続けている。
最初は全身に霜をつけて雪だるま状に変身してみせたが、やがて氷の体になるというスタイリッシュな変化を遂げた。
氷を操る能力は応用が効き、氷の足場を作り続けてサーフィンのように空中を自在に滑空する、体を巨大化させる、などの技を身につけていった。
現在はアイスフォームの状態で体が粉々になっても復元する無敵の能力を発揮できる。

潜在能力は、12人の最強のミュータントの一人と考えられているくらい高い。

ヤング・アイスマン

ビーストが過去から連れて来たファースト・ファイブの1人。
(現代のアイスマンは、ゲイ疑惑がありつつもストレートだったが)ヤング・ジーン・グレイが勝手にアイスマンの心を覗いた結果、「あんたはゲイ」と断言、ヤング・アイスマンがゲイであることが判明した。

映画版のアイスマン

映画版X-MENでは第一作から登場。
ただし最初はX-MENメンバーではなく学園の生徒という扱いで、ローグにちょっかいを出す役所だった。
徐々に存在感を増し、第二作X-MEN2から重要な役どころとなった。
X-MEN3では晴れて正規メンバーとなった。
三部作を通して炎を自在に操るミュータントパイロのライバルとして描かれる。

トリビア

  • ボビーの母親はユダヤ教徒、父親はアイルランド系のカトリック教徒である。
  • エマ・フロストが学園に来た直後、彼女がテレパシーを使って、アイスマンの能力を強制的に高めたことがある。文句を言うアイスマンに、エマは「偉大になりたいと、あなたが望んでいたことでしょ」と答えた。
    • 実は、この時が一番アイスマンの能力を効果的に使っている。
    • アイスマンが「つらら(トゲ)」を生やしたのは、エマ・フロストが体を乗っ取った時が最初である。
      • メタ的には、ライターが「つらら(トゲ)」を生やすなどアイスマンの外見を変えようとしたが、アクション・フィギュアが販売されたばかりなので、外見を変えられなかった。そこでエマ・フロストが体を乗っ取った時に外見を変えた。
  • 潜在的な能力は高いが、ある種の恐怖感があるようで、能力を高めることに躊躇している様子。
  • サイクロップスのビームで撃たれてこなごなになることに、恐怖を感じている。
  • よく考えると、パンツ一丁とベルトだけで戦っているが、ベルトで能力の暴走を抑えているようで、能力が暴走すると猛吹雪(強烈な冷気)が起こる。
    • なおパンツ一丁のスタイルが、ゲイに人気の要因か。
  • マーベルは性的マイノリティーのタイトルを嫌う傾向があるが、珍しくゲイのヒーローとしてタイトルを持った。
  • 会計士の資格を取得しており、一時、公認会計士として働いていたことがある。
  • 今はエマ・フロストの兄弟エイドリアン・フロスト(もちろん男)と恋愛中。
  • ディストピア的な未来を描いたアースXシリーズでは、アイスマンは、氷山をつくりアメリカに持って行って水として売る商売で大金持ちになった。これがユートピアに氷山を持って行くアイデアの元ネタか?


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最終更新:2020年06月27日 00:38