ミュータント

(用語、マーベル)

概要

マーベル・ユニバースにおいては突然変異した人類。学名はホモ・スペリオール。
X遺伝子やX因子と呼ばれる遺伝子を持つものを指す。これは通常23番目の染色体に含まれる
これによって特殊能力を得たり、外見に他の動物のような特徴が現れたり、単に醜い容貌になることもある。
多くは二次性徴期に能力が発現するが、生まれた直後から発現している例もある。
一部の次元において、その起源はエターナルズディヴィアンツと同じく、セレスティアルズによる遺伝子実験によるものとされている。
また後天的な変異により能力を得たもの(ミューテイツ)よりも、発現する能力が強いとする意見もある。

コミックにミュータントの概念を取り入れたのは当時ライター兼編集者だったスタン・リー。数々の数々のヒーローを産み出したスタン・リーは、新たなヒーローを創案するに際して、それまでのように特殊な放射線や薬品の影響で特殊能力を得る以外の方法を模索していた。
そのとき思いついたのが、「ヒーローは最初から特殊能力を持っている」という逆転の発想で、それが人類の突然変異、すなわちミュータントだった。
かくしてX-MENが誕生する。

この概念のおかげでマーベル・ユニバースでは理屈なしに新しいヒーローやヴィランをいくらでも産み出すことが可能となった。

差別

マーベル・ユニバースにおけるミュータントは、人類に取って代わる新しい種族、普通は持ち得ない力を持つ脅威の存在と認識され、差別の対象となっている。
蔑称は「ミューティ」。
「ミュータントか否か」は、特殊能力によるものの他、機械的に検出が可能のようであり(センチネルなどはミュータントの判別が可能)、ミュータントの能力を中和・封印する機械も登場している。


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最終更新:2021年05月06日 11:58