Uncanny X-Men - アメコミ@ wiki

Uncanny X-Men（アンキャニイ X-Men）

概要

"Uncanny X-Men"はマーベルコミックのタイトルで、ミュータントのヒーローX-MENの旗艦タイトル。
それまでのスーパーヒーローものと決定的に違うところは登場するヒーローやヴィランが生まれながらにして特殊な能力を持っていること。特殊な装置や状況（放射線を浴びたり、薬品で強化したり）などを設定しなくても次々にキャラクターを産み出せることだった。
彼らは生まれ持った遺伝子（コミック中の設定はX因子、X遺伝子などと呼ばれる）のせいで特殊能力を持っているのだ。
この画期的な発想はマーベル・ユニバースに巨大な勢力を産み出すこととなり、マーベルコミックを特色づけることにつながった。

出版史とタイトル

1963年9月に"The X-MEN"として第一号が発行された。
当初は隔月出版だったが1965年11月の#14から1970年3月の#66までは毎月出版となった。
しかしこの時期は不人気で、これ以降は再び隔月となり、#67〜#93までは#12〜#45までを再出版するという事実上の打ち切りに近い扱い状態になった。

ところが1975年5月に増刊号の"Giant Size X-Men #1"が出版され、ウルヴァリンやストーム たち新メンバーが加わると人気タイトルとなり、同年8月の#94から再び新作が刊行されるようになった。

1978年の#114からタイトルを"The Uncanny X-MEN"に、2001年の#394から"Uncanny X-MEN"に変更された。

2011年10月の#544で一度完結。同年11月から新シリーズとして#1から出版が始まった。

各号の内容

• #1 X-MEN初登場。ジーン・グレイが『恵まれし子らの学園』に転校してくる。マグニートーと初対決
• #2 バニッシャー初登場。
• #3 ブロブ初登場。
• #4 ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツ初登場。トード、マスターマインド、スカーレットウィッチ、クイックシルバーが初登場。
• #5 小惑星アステロイドＭでのブラザーフッドとの戦い。
• #6 サブマリナーはミュータントなのでは？と推測したX-MENとブラザーフッドが争奪戦。
• #7 ブロブがブラザーフッドと手を組む。５人のオリジナルX-MENが学園を卒業。サイクロップスがリーダーに任命される。
• #8 ユーナス・ザ・アンタッチャブルが初登場。アイスマンがアイスフォームを体得。
• #9 アベンジャーズとの戦い。ルシファーが初登場。
• #14ボリヴァー・トラスク博士、センチネルが初登場。
• #15マスター・モールドが初登場。
• #64 日本人ミュータントサンファイア初登場。
• #101〜103 X-MENが乗る宇宙船が墜落、ジーンがフェニックスとして復活。休暇をもらったX-MENをブラックトム・キャシディとジャガーノートが待ち受ける。#102ではストームのオリジンが明かされる。
• #129 キティ・プライド初登場。ヘルファイア・クラブ及びエマ・フロスト、セバスチャン・ショウも初登場。
• #130 ダズラー初登場。
• #131 エマ・フロストを初めて撃退する。
• #141 "Days of future past"。ミスティークが新ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータント結成。レイチェル・サマーズ、ディスティニー、パイロ、アバランチが初登場。
• #142 "Mind out of Time" ストーム率いるX-MENと新生ブラザーフッドの対決。
• #169〜170 モーロックスが初登場。
• #180 サイファーがヘルファイア・クラブが経営する大学へ。心配するキティ・プライドが同行するが、プライベートジェットで待ち受けていたのはホワイトクイーンことエマ・フロストだった。
• #181 "Secret Wars"の後日談。異星での戦いから帰還したX-MENはなぜか日本の神奈川県ヤマト市の校外に降り立ってしまう。ロッキードが異星から連れてきたドラゴンが巨大化、大暴れ。
• #225〜227 "Fall of the Mutants" 魔神アドバーサリーがX-MENを襲う。
• #437〜441 "She Lies With Angels" ガスリー家のジョシュの悲恋物語。
• #526〜#529 "fivelights" セカンド・カミング終了後、新しく発生した5人のミュータントを追う。

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