プロフェッサーX(Professor X) / チャールズ・エグゼビア教授 (Professor Charles Francis Xavier)


初出:X-Men#1(1963年9月)
種族:ミュータント

概要

X-MENの創設者で指導者だった人物。世界最強のテレパス。
下半身が不随で車椅子に乗る男*1として描かれていたが、歩けるようになったりまた車椅子が必要になったりを繰り返し、現在は歩ける状態。
重要なポジション且つ強力すぎる能力のせいか死亡や行方不明扱いになっている時期が多い。

能力

世界最強のテレパス。この力で人の精神を自在に操り、以下の応用ができる。
幻覚を見せる。
目の前にある物や人を知覚させず、見えないようにする。
遠隔的な意思疎通。
精神攻撃。
洗脳。
記憶消去。
近くのミュータントを感知する。
他人の体に記憶と能力を投影する。
他人の精神活動を一時的に停止させる。

さらに、弱めのテレキネシスもある。
また従軍経験もあり、格闘技や戦闘技術を身につけている。

オリジン

チャールズ・フランシス・エグゼビアはニューヨーク生まれ。
著名な核兵器の研究者で大金持ちの父ブライアンと、母シャロンの間に生まれた。
父ブライアンが事故で死亡すると、研究仲間のカート・マルコ(ジャガーノートの父)という男が母に近き結婚。エグゼビアは能力で財産目当てであることを見抜いていた。

エグゼビアは生来の才能とミュータント能力のおかげで勉強もスポーツも優秀だったが、やがてミュータント能力で勝つ事は卑怯だと感じ、選手の道は諦めた。

高校を卒業する頃には自身のテレパシー能力によるストレスのせいで毛髪を失う。
16歳でハーバード大学を卒業。オックスフォードの大学院で遺伝子学、生物学、精神医学の分野で博士号を獲得。
コロンビア大学で助教授になった。

エグゼビアは少年期に能力を恐れる一般人を見て人類はまだ能力者を受け入れる準備ができていないと悟ったため、ミュータントのための学校を作る事を決意したという。
それが『恵まれし子らの学園』であり、人類を攻撃し平和共存を妨げるミュータントと戦うためにX-MENを組織した。

長らく表向きは「ミュータントに関する専門家エグゼビア教授」として活動し、「プロフェッサーX」なる人物の正体と学園の真の目的は秘密にされていたが、カサンドラ・ノヴァによってテレビで公表されてしまった。
カサンドラを倒した後、教授はこの事態を逆手にとり、X-Corporationを設立するなど、ミュータントの権利獲得のため、より踏み出した方策をとるようになった。

財産

Xマンションや移動に使う戦闘機(ブラックバード)などは、教授の財産によって賄われている。教授の個人資産は、35億ドル(約3,500億円)と言われている。

死と復活

他のマーベルヒーロー同様、死と復活(或いは「死んだと思われていたが生きていた」)を繰り返している。
Avengers vs. X-Menではフェニックス・フォースを得て暴走したサイクロップスを止めようとして命を落した。

血縁

ケイン・マルコ:義理の兄弟。ジャガーノートというヴィラン
デヴィッド・ハラー:リージョン。ガブリエル・ハラーという女性との間に生まれた息子
カサンドラ・ノヴァ・エグゼビア:カサンドラ・ノヴァ。教授の双子のきょうだいで、母親の子宮にいるときに殺し合った仲。生まれるはずがなかったが、生き延びたらしい。
グレイマルキン:200年昔から生き延びたミュータントで、ビーストによれば教授の祖先に当たる人物らしい。
ザンドラ・ネラマニ:教授とリランドラの遺伝子を用いて生み出された「娘」。

実写映画

実写映画では「スタートレック」シリーズでピカード艦長を演じたパトリック・スチュワートが好演した。
若かりし日の姿はジェームズ・マカヴォイが演じており、コミックでも時折描かれる女性に対してイケイケな教授が見られる。

トリビア



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最終更新:2021年07月29日 10:11

*1 誤解されがちだが、これは彼のミュータントとしての能力などに由来するものでなく、負傷によって発生したものである。