Bane(ベイン)


初出:Batman: Vengeance of Bane #1(1993年1月)

種族:人間、薬品で強化

概要

ベインはバットマンの敵として登場するキャラクター。比較的新しいキャラクターであるが、バットマンを倒した男として知られる。

能力

ヘルメットのチューブを介して筋肉増強麻薬"ヴェノム"を静脈注射し、超人的な怪力を得る。
一方で六カ国語と二つの失われた言語に精通。
優れた戦略家であり、瞬間記憶能力を用いてバットマンの正体を見破った。

オリジン

架空の国サンタ・プリスカの刑務所"ペニャ・ドゥラ"で終身服役囚の子として生まれる。
父は革命に関わった罪で投獄されたのだが、父が逃亡したため、サンタ・プリスカの法律に則り、息子であるベインが身代わりにならなければならなかった。

刑務所の中で育つが,カトリックの宣教師からもらった本とテディベアのぬいぐるみを宝物にしつつ、本を読みあさり、体を鍛えた。
最初に殺人を犯したのは8歳。やがてベインは服役囚の王になった。
刑務所の管理者は筋肉増強麻薬"ヴェノム"の人体実験を行い、殆どの被験者は死亡したが、ベインだけは生き残った。

ベインはこの力で多くの受刑者を殺害した後、刑務所を脱獄。ゴッサムシティに流れついた。

彼はバットマンを倒そうと画策するが、すぐに襲撃するのではなく、まずは多くのヴィランや悪人が収監されているアーカム・アサイラムを襲撃し、囚人たちを逃がした。バットマンはこの事態を3ヶ月かけて収拾し、疲労困憊となってウェイン邸に帰ったところをベインが襲った。
このとき、バットマンの背骨を折って身体麻痺に追い込んだ。
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(Batman #497, 1993,7月)

実写映画

実写映画版では1989年の『バットマン』から第四作まで続いたシリーズと、2005年の『バットマン ビギンズ』から続くシリーズの第三作完結編に登場する。

『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』

1997年、ジョエル・シュマッカー監督
この作品ではポイズンアイビーに従う改造人間として登場。
原作のような知性はみられず、完全なパワータイプのヴィランとなっていた。
演じたのはプロレスラーのジープ・スウェンソン(故人)。
作品は残念ながらラジー賞9部門にノミネートされるほどの酷評となった。

『ダークナイト ライジング』

2012年、クリストファー・ノーラン監督
『バットマン ビギンズ』から続く大ヒットシリーズの完結編ではメインヴィランとなった。
演じたのはトム・ハーディ。
こちらは既に大ヒットとなっている。





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最終更新:2012年07月25日 19:19
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