X-23: Target X


刊行:2006〜2007年

概要

"X-23: Target X"はマーベルコミックのミニシリーズタイトル。全6話。
X-23の出生の秘密を描いた"X-23(サブタイトル: INNOCENCE LOST)"の続編にあたる。
ストーリーはX-23が何者かに拘束され、尋問により過去を供述するというスタイルで進行する。
主にウェポンX計画の研究所を脱出した後の14歳から15歳までの時期、前作"INNOCENCE LOST"で明かされなかった研究所での出来事が描かれる。



【以下の記述にはネタバレを含みます】

主な登場人物

X-23……ウェポンXの派生プロジェクトによって生まれたウルヴァリンのクローンで23番目の実験体。人間性を持たないように教育され、暗殺用の道具として育てられる。
キムラ……プロジェクトにおいてX-23の「調教師」となった女性。
メーガン・キニー……幼い頃にX-23が命を救った少女。サラ・キニーの姪で、X-23の従姉妹にあたる。
デボラ・キニー(デビー)……サラ・キニーの姉妹で、メーガンの母。
デズモンド・アレクサンダー……デボラの恋人。家族同然の暮らしをしている。

ザンダー・ライス……ウェポンXクローン計画の主任研究者。目的のためには手段を選ばない。ウルヴァリンがウェポンX計画から逃亡した時に父を殺され、恨みを持っている。
サラ・キニー……成功しない計画を補助するために新しく雇われた女性科学者。新進気鋭の遺伝子学者。
マーティン・サッター……ウェポンXクローン計画計画の指導者。
タナカ(センセイ)……武道の達人の老人。X-23に武術を指導する。



あらすじ

#1
X-23は15歳。何者かに尋問される。X-23とは何者なのかと。
X-23は話し始めた。自らの過去を。
11歳。X-23はトレーニングを受けていた。ウルヴァリンのデータを使い、彼と同じ能力を発揮できるように。
13歳。母、サラ・キニーとの別れ。研究所を脱走した彼女を襲撃したのは、ウェポンプラス計画でX-23の調教師になったキムラだった。
14歳。行き場の無いX-23はサラの姪、メーガンとその家族の家を訪れる。彼女が幼い頃、命を救ったX-23だったが、今は疎まれる存在になっていた。
15歳。X-23を尋問していたのは……?

#2
尋問は続く。X-23は語る……
14歳の頃。X-23はメーガンの従姉妹としてハイスクールに通うようになった。
メーガンは誘拐事件の影響で今も学校にとけ込めず、正体を明かしたX-23と徐々に打ち解けていく。
しかし、そんな二人に脅威が迫りつつあった。

#3
X-23をバーサーカー・レイジに導き、破壊衝動に包む薬「ターゲット・セント」とは、8歳の頃から用意周到に作られた計画だった。
そして3年前、キングピンのために遂行した任務とは?
14歳の頃。つかの間の平穏を得たX-23に、またウェポン・プラス計画の陰謀が忍びよる。

#4
14歳。バーサーカー・レイジに陥ったX-23は、メーガンたちを攻撃する。
そして回想。X-23は絶対に調教師キムラを攻撃することはできない。キムラとは何者だったのか?
14歳。メーガンたちの家をウェポンプラスの特殊部隊が襲撃する。
X-23は彼らを一人、また一人と葬っていくが……

#5
14歳。キムラに襲撃されたX-23はついに逃げ場を失ってしまう。X-23の最後の決断とは?

#6
14歳、X-23はウルヴァリンの命を狙う。
そして、15歳。X-23を尋問していた者たちが下した決断は?







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最終更新:2012年07月11日 01:59