サンダーボルツ (Thunderbolts)

(チーム名、マーベル)

初出:Incredible Hulk #449 (1997年1月)

概要

  • 別名「偽りのヒーローチーム」。「ヴィランから更生したヒーローたちのチーム」を謳っている。
  • ただし更生していないメンバーもいる(お前だよ、ムーンストーン)。
  • また名前だけ同じで、元のチームとは関係ないサンダーボルツ("サンダーボルト"・ロス将軍に率いられたので「サンダーボルツ」とか)も存在する。

第1期


初期メンバー登場。("Thunderbolts vol.1"#1,1997年4月)


メンバー

第1期(旗揚げメンバー)

リーダー:
バロン・ジーモ: シチズンV(愛国ヒーローが代々使った名前)を名乗り、銀の仮面と星条旗コスチュームで登場した。

メンバー
  • ムーンストーン: メテオライトを名乗る女ヴィラン。懲りない悪女。一応、キャロル・ダンヴァースの仇敵。後に、ムーンストーンに名前を戻す。当初はチーム内の裏切り者を始末する役目をジーモから与えられていたが……
  • アトラス: ヴィラン名ゴライアス(パワーマン)。能力は巨大化。後に恋人ダラスと合体してしまう。
  • ソングバード: ヴィラン名スクリーミングミミ。元グラップラーズ(超人女子プロレスラーチーム)出身。DCのフィメール・フューリーズマッド・ハリエットに相当(能力は異なるが、見かけは似ていた)。声帯に着けた機械で音をエネルギーに変えるなど可能。
  • マッハX: ヴィラン名ビートル(初代)。古参ヴィラン。当初マッハⅠを名乗ったが、バージョンアップして名前もマッハⅡ、マッハⅢ、マッハⅣ、マッハXと上げた。M.A.C.H.(Mobile Armored Cyber Harness)と書いて「マッハ」と読む。一時期離脱するもさっさと復帰した。
  • テクノ: ヴィラン名フィクサー。バロン・ジーモの腹心。正体がバレた後もジーモの味方だった。後々フィクサーとしてチームに復帰。
  • ジョルト:厳密にはチーム始動直後に加入。 高速キャラ。一度射殺されるが、テクノに救われ復活。

追加メンバー

元ヴィランチームだと暴露したジーモを追放した後に参加したメンバー。
  • ホークアイ:新リーダー。ムーンストーンと深い仲になる。ヴィランチームであったサンダーボルツが政府に許されるためにはマッハXのビートル時代の罪の清算が必要だとして自首を促すが取引は失敗。他のメンバーの反発を買う。
  • チャコール:アーニム・ゾラの実験によって能力を得たアフリカ系の少年。コミック雑誌「ウィザードマガジン」のキャラクター公募コンテストで誕生したキャラクター。
  • オーガX-menに敵対したファクター・スリーの元メンバーで技術者。基地の管理人になったが……

サンダーボルツが逃亡する為の取引の末投獄されたホークアイが新たに集めた別動隊。元はクリムゾン・カウルによって集められたマスターズ・オブ・エビル
  • アマゾン:元マン・キラー。元々は強化外骨格を着ていたがこの時は必要なく、怪力を発揮。
  • サイクロン:三代目のサイクロン。風を操るスーツを着て戦う。
  • スケイン:元ジプシーモス。繊維をテレキネシスで操る。
  • ハリアー:元カーディナル。飛行可能なハイテクスーツを着ている。
  • ブラックヒース:元プラントマン。植物操作能力を持つ。
クリムゾン・カウルとの戦いの後ホークアイ、アマゾン、スケインは離脱。ハリアーとマッハX(当時はⅢ)は刑務所に入ることになり、ホークアイを説得したジーモがリーダーに復帰し、新メンバーも加入。
  • ヴァンテージ:一時期アトラスと融合していた結果能力を得た当時の彼の恋人、ダラス・リオーダン。
  • コバルトマン:その正体はジーモの真意を探るアベンジャーズの一員で……。
ジーモはムーンストーンを利用して、地球上全ての超人の力を無くそうと目論んだもののムーンストーンが暴走。アベンジャーズ、サンダーボルツとの戦いの末、ムーンストーンは昏睡状態になりジーモの計画もとん挫。ヴァンテージは引退。ブラックヒースは能力を失い刑務所へ。一時帰還していたジョルトはカウンターアースへ戻り、フィクサーは逃亡。姿を消したジーモに代わり、出所したマッハXがサンダーボルツを再編成するが……。
実はフォトンによって宇宙崩壊の危機が迫っていたため、それを阻止すべく現れたジーモとの戦いの末、ジーモ以外にも新メンバーが加入。フォトンは消滅、ナイトホークスピードデーモンスコードロン・シニスターに加わった。

シヴィル・ウォー後

シヴィル・ウォーの後、新たな指揮官としてノーマン・オズボーンが就任。チームは再編成され、超人登録法に従わないヒーローを逮捕する部隊になった。

リーダー:
メンバー

ダークレイン期

密かに始まっていたスクラル侵攻によりトニー・スタークが失脚し、ノーマン・オズボーンが台頭した時期のチーム構成。
ソングバードは逃亡。ラジオアクティブマンはノーマンによって中国に強制送還。ペナンスは精神病院送りになり、三代目ソーズマンはノーマンに歯向かい殺害された。ムーンストーン、ヴェノム、ブルズアイはヒーロー達の替え玉としてノーマンのアベンジャーズ、いわゆるダーク・アベンジャーズに移籍。
ダーク・アベンジャーズ結成により表向きは解体されたサンダーボルツだったが、ノーマン指揮下で裏の任務を担当するチームとなりメンバーを一新して継続。

メンバー
追加メンバー

ヒロイック・エイジ期

ノーマン・オズボーンによるアスガルド侵攻など一連の事件が終わりを迎えた時期スティーブ・ロジャーズの要請で再結成されたサンダーボルツ。
新リーダーはルーク・ケイジ。ジーモ期、オズボーン期、完全新規メンバーの混成チームで、元ヴィランがヒーローとして活動するという初期のコンセプトに近くなった。

リーダー:
メンバー
追加メンバー

第2期(”サンダーボルト”・ロス将軍のサンダーボルツ)

初出:Thunderbolts (Vol. 2) #1(2012年12月)

メンバー

初期メンバー

追加メンバー


第3期(ウィンター・ソルジャーのサンダーボルツ)

初出:Thunderbolts (Vol. 3) #1(2016年7月)
  • コズミックキューブのパワーを応用して創造されたヴィラン用街型刑務所プレザントヒルを巡る戦いの後に結成されたチーム。
  • プレザントヒルに関わっていた第1期創設メンバーたちが参加した。
  • コズミックキューブの破片が姿を変えた少女、「コビック」にさんざん振り回されることになってしまう。

メンバー

初期メンバー

追加メンバー


トリビア

サンダーボルツ登場に合わせて、グレート・レイクス・アベンジャーズが「ライトニング・ロッズ(Lightning Rods)」*3を名乗ったことがあった。

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最終更新:2023年07月17日 03:48
添付ファイル

*1 この直前、配下であるゴライアス救出のためにかつての仲間を招集していた。

*2 元はモニカ・ランボーが使っていた名前で、頼み込んで使わせてもらった

*3 同じ「稲妻」の意味