エロンゲイテッドマン (Elongated Man) / ランドルフ・ラルフ・ディブニー (Randolph "Ralph" Dibny)
初出: The Flash Comics Vol.1 #112 (1960年4-5月)
現在のバージョン:Secret Six Vol.4 #1 (2015年2月)
種族:変異した人間、男性
概要
ゴム人間のように、体を伸ばしたり、マスを増やしたり、パラシュートになることすらできる。
訓練はしていないが、優れた探偵。
愛妻家で、推理小説作家の奥さんスーとは人もうらやむ仲。
能力
ゴム人間のように、自由に体を曲げ伸ばしが可能。
登場時は、
プラスティックマンのようにグニャグニャに曲げ伸ばしすると痛みが生じたため、人体の形をある程度保ったままで伸ばしていたが、現在はグニャグニャになることもできるようだ。
DCユニバースで2番目の名探偵(1番はもちろん
バットマン)。
経歴
現在
能力の出自は不明。スーの行方不明事件を追っていた。
過去の経歴
ラルフ・ディブニーは「軟体人間」に魅了され、自らもゴムのような体を持ちたいと思っていた。ある日、「軟体人間」たちが一様にジンゴールドというソフトドリンクを飲んでいることに気づく。ジンゴールドにはジンゴという、南米のユタカン半島にしか生えない木の実が使われており、これが秘密ではないかと推理し、ジンゴの実を食べることにした。するとラルフは「軟体人間」以上のゴム人間になった(これはあとでラルフが特異体質だったことがわかる。普通の人間はジンゴをとり続けると気分が悪くなる)。
ある日、ラルフが家に帰ると愛妻スーが殺されており、しかも妊娠していた。この殺人事件を機にヒーロー全体の関係に亀裂が走る...という「アイデンティティ・クライシス」(邦訳あり)の中心人物となる。そしてスーの魂を追い求めるラルフのストーリーは、「52」の中心的な話に。
能力から見ると、
プラスティックマンの劣化バージョンだった。
エロンゲイテッドマンのキャラクター設計をしたのは、
プラスティックマンのキャラクターの権利を買った後だったが、当時の編集長のところにその情報が入っておらず、結果として同じような能力のキャラクターができてしまった。
そこで能力を制約(パラシュート化などは不可能など)して、別のキャラクターとして生かした。
最終更新:2021年02月19日 18:58