ヘイムダル(Heimdall)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Journey into Mystery #85(1962年)
種族:アスガルド人、ヴァン神族
血縁:シフ(妹)

概要

アスガルドで虹色の橋ビフレストを守る番人。シフの兄。

経歴

オーディンが最初にビフレストに番人を置くことを決めたときに集まった3人の候補の1人だった。他の2人はアグナルとゴトロン。
ヘイムダルは誰よりも早く危険を察知できることを誇り、アスガルド王の庭に耳を当てると「この瞬間、秘密の丘の中心で小さな種が芽吹いた音が聞こえる」と伝えた。
他の2人は疑ったが、庭師が確認すると果たしてその通りだった。さらに虹の橋の向こうから二日後に嵐の巨人の軍勢が迫ってくることを伝え、オーディンが迎撃に出るとそれは真実で嵐の巨人の王を捕らえることに成功した。
これ以来ヘイムダルは永遠にビフレストの番人と任命されることになった。
(Journey into Mystery #105)

Valkyrie: Jane Foster

"War of the Realms"の後、ジェーン・フォスターヴァルキリーとなり、先代のヴァルキリーだったブリュンヒルデの武器ドラゴンファングの行方を追っていた。
ヘイムダルはジェーンに助けを求められ、ドラゴンファングを探すのを手伝おうとしたが、背後からドラゴンファングを持つブルズアイに刺されてしまった。
ジェーンはヘイムダルを助けるためブルズアイを倒したが、ドラゴンファングによるダメージは致命傷となりヘイムダルは死亡してしまった。
ジェーンはヴァルキリーとしてヘイムダルの魂をヴァルハラに連れて行こうとしたが、本人がその千里眼でもまだ見たことのない場所に行くことを希望したため、天国やオリンポス神の死の国ハデスなどを超え、ヴァルキリーすら知ることのできない場所にヘイムダルの魂を誘った。
(Valkyrie: Jane Foster #2〜3,2019年)

能力

どんなに遠く僅かな音でも聞き取る耳となんでも見通す千里眼
また一切眠ることなくビフレストを守り続けることができる
アスガルド人としての強靭な肉体
剣の達人でもある

実写映画

マーベル・シネマティック・ユニバースでは『マイティ・ソー』(2011年)などに登場。イドリス・エルバが演じた。
詳細はヘイムダルMCUを参照。




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最終更新:2022年10月28日 15:35