デス(Death)

(キャラクター、マーベル)

初出:Captain Marvel #26 (1973年5月)
属性:コズミックビーイング/女性格

概要

全宇宙の死を司る存在。女性格をとる。宇宙のはじめから存在し、減衰と破壊を司る。
見る人によっては美女、見る人によっては骸骨の顔になる(ギャラクタスの前では、黒いローブで身を包んだ骸骨だった)。「死の甘美な誘惑」ということで、美女になって誘惑をする。

オブリヴィオン(Oblivion:「忘却」)は、同じく「死」の別の側面として、デスのきょうだいあるいは親子のような関係にある。

北欧神のヘラ、ギリシア神話のハデスなど、いわゆる「死の神」とは(デスの方が上としても)一種の同盟関係にあるらしく、彼らの集めた魂は自分のところ(例えば、ハデスが管理する「地獄」など)で使ってもいい、ということにしているようだ。

また、デスは自分で直接死者の魂を集めるだけでなく、バルキリーや、復活後のドアマンなどに魂を集める役目をさせている。

サノスとの関係

デスに恋い焦がれる少年のサノスを誘惑し、サノスを大殺戮へ導いた。
サノスには一方的に恋されているが、デス当人はデッドプールを愛している。嫉妬したサノスはデスとデッドプールを遠ざけようと、デッドプールに"不死になる呪い"をかけたことがある。
サノス誌では相変わらずヒロイン役。サノス父子やコズミックゴーストライダーの前に、絶世の美女として現れる。
なお、普通は死の淵に立たないとデスは見えないが、サノスガモラは例外的にいつでもデスを見ることができる。

マルロ・チャンドラー

ハルクのラスベガス時代の恋人で、リック・ジョーンズの妻となったマルロ・チャンドラーは死への衝動に駆られたことがあり、デスと親和性が高い。リック・ジョーンズとマルロ・チャンドラーの結婚式には、なんとDC/Vertigoのサンドマンに出てくるデス(エンドレス)の姿で参加した(ニール・ゲイマンのお許しを得ている)。また、デス(エンドレス)がマルロ・チャンドラーの髪の毛をとかす(=「死が迫っている」という意味の慣用句)こともあった。
デスが地上に現れるときに、マルロ・チャンドラーの姿をとることがある。


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最終更新:2020年07月15日 20:51