アース2/Earth-2

(用語、DC、マルチバース)

初登場:The Flash Vol 1 #123 (1961年9月)

概要

DCのマルチバース(多元宇宙)の1つ。
最初に発見された多元宇宙上の「地球」であり、ほかの多元宇宙設定の元になっている。

クライシス・オン・インフィニット・アーシズ(1985年のイベント)以前は、ゴールデン・エイジのヒーローが活躍する場所として設定された。
クライシス・オン・インフィニット・アーシズにて多元宇宙が統合されたため、アース2も消滅する。
しかし、すぐに多元宇宙の利用が始まる。
インフィニット・クライシス(2005年のイベント)で再び多元宇宙が戻る。最終的に52の世界が残り([52])、独自の歴史を持つことになる。再びゴールデン・エイジのヒーローが活躍するアース2が戻る。
ファイナル・クライシスフラッシュポイントNew52以降: アース2では、スーパーマン(カル=エル)、バットマン(ブルース・ウェイン)、ワンダーウーマン(ダイアナ)がダークサイド軍の侵攻で死亡。新しいヒーローたちの時代になる。名前はゴールデン・エイジのヒーローと同じだが、スタイルが未来的になっている、などの違いがある。


解説

コミックスのゴールデン・エイジの衰退で、ヒーローものが受けなくなっていた。DCの編集長が、かつてのヒーロー(例えば、フラッシュグリーンランタン)を、当時の未来風・SF風に設定や外観や主人公を変えて売り出したところ、再びヒーローブームが起きた(シルバー・エイジ)。
ここで問題になったのは、「やっぱり昔のヒーローを使いたい」と言うときにどうするかだった。そこで考え出されたのが、別次元の「地球」にいることにすればいい、ということ。
最初はフラッシュが、過去に同じ名前を名乗ったヒーローに会うために、次元を超えてアース2を発見したという話である。
しかし多次元の設定が多用されたため、どの話が正統なのか分からなくなったことなどもあって、設定がいろいろ見直されている。


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最終更新:2021年02月22日 10:28