まえがき
今まで根強くPen4の1.8Gを使っていたのですが、最近限界を感じることがありました。CPUを変えようとも思いましたが、費用がかさむわりにパフォーマンスの向上は小さいということで、思い切って新PCを組むことに。
↓ これは以前のPCです
水冷化などして結構こだわっていたんですけど、そろそろ限界ということで。こちらのPCは家で仕事する時に使うことにします。
んで、新PCの簡単な構成です。
M/B:4CoreDual-SATA2
・チップセット:VIA PT880Pro/PT880 Ultra + VT8237S
・メモリ:Dual DDR400/333/266 Max2GB
もしくはDual DDRII667/533 Max2GB (排他利用)
・オンボード類
LAN:VIA PHY VT6103(10/100BASE-TX)
HD Audio:Realtek ALC888 7.1ch
・ストレージ
Ultra ATA133(IDE):2
Serial ATA2 3.0Gb/s:2
・拡張スロット
AGP8X:1
PCI-E:1(4レーン)
PCI:4
このマザボが今回のキモです。AGPとPCI-Exを両方使える変態マザボ。俺はどうしてもFx5200のグラボを使いたかったので。
CPU:Core 2 duo E4700
Mem:UMAX Castor LoDDR2-2G-800 (DDR2 PC2-6400 2GB x2 Dual Channel OK) 計4G
主な仕様はこんなところ。今回は全部コミコミ4万円以下でPC組みます。
んで、まぁあとはパーツを組み立ててけばいいんですけど、PCケースって結構高いので、今回はベニアで自作。
そっちの方が思い通りにパーツの配置をレイアウトできていいですしね。ベニアで作ればケース代1000円です。
今回は机を兼ねたPCケースを作ります。
↓ベニア。ホームセンターコーナンが安いです。毎週行ってます。
↓脚をつけましょ
↓マザボ配置。マザボはベニアにタップネジで固定。
よくアルミケースで熱伝導性に優れて冷却性もアップとかありますけど。M/Bからケースに伝わる熱量なんてたかがしれてます。排気をしっかりしてれば問題ないです。
↓ささ、電源とドライブ類を配置しましょう。電源は12cmファンの静音性に優れたモノを配置。電源のケースへの固定はなんと、、、100円均で売ってる防振ゴムです。あれ粘着性があるのでそれでケースにくっつけます。粘着性は・・・グンバツです!しっかり固定できます!しかも、振動が吸収されて静音効果もアリ。ドライブ類も同様。
↓HDDドライブは遮音シートで簀巻き。劇的に静かになりますが熱がこもるので静音ファンをHDDに配設しておきます。
↓水冷システムです。やっぱり空冷はうるさいのでCPUに水冷ヘッドを設けます。水冷システムは自作すれば5000円程度で実現可能。エライ静かになるのでオススメです。リスクはありますけどね。まぁあと、カッコイイってのもあります。いわゆる素敵性能があがります。
ちなみに冷却水は車のラジエタ水+純水。純水以外は絶対に使わないこと!沸騰させれば水道水でもいいとか思ったらアウト。
↓まぁ最終的なレイアウトはこんな感じかな。空きスペースにはHDDの増設等を行います。水冷ホースは短いほど圧損、水漏れのリスクが低減されるので好ましいですが・・・
↓USBケーブル類と電源スイッチ、電源ランプ、HDDアクセスランプです。
スイッチは余っていた適当なタクトスイッチ。電源ランプ、アクセスランプは、余っていたLEDをハンダ付け。USBケーブルは、100円均で売ってた延長ケーブルを切断してマザボに接続しました。いわゆるフロントパネル(笑)
↓PC用のオーディオです。車に乗せてたアゼストが余っていたので流用。カーオーディオはパワーがすごいので家で使ってもナイスです。インテリアとしてもなかなか。
↓結果としてこんな感じに。あ、DVDドライブ用の開口は適当にジグソウで切削しました。まぁこんな感じで机兼PCの出来上がり。
ちなみに奥にあるPCケースぽいのは、PCではなく増設用HDD用ケースです。8代くらいHDDが入っているのでがさばります。
使った感じは非常にナイス。やっぱりデュアルコアすげぇ。ストレス皆無。動画編集に要する時間も半分以下。
あ、ちなみに天板はマジックテープで固定されてるだけです。バリバリと手ではがせます。メンテナンス性はバツグンです!
必要最低限の剛性さえあればOK。運送とかしないのであれば問題ない。