xelt /// / 月 \ seren:axett、xeltから。古ではaxettは月の意味で、xeltはゲームのシェルトのこと \ 月 \ 2:シェルトの月駒 \ [ kirs ] \ 新月はmyuxet、三日月はalj、上弦の月はdurga、凸月はtuvan、満月はxante、次の凸月はtuvin、下弦の月はvine、そして終わる前の三日月はiljという。同じxeltでも満ち欠けによって八種類に言い分ける \ この八語は同時に八の組数字でもある。食べ物の食べごろを表わしたり、十二方位より斜めの角度が曖昧な八方位を表わす。八方位は十二方位より精度が荒いが、その反面中心を囲んで正方形を作ることができる。十二方位だと正方形を作るといびつになるので作れない \ 八方位は斜めの角度が中心から見て四十五度である。東西南北は中心から見て九十度である。十二方位では北と東のちょうど中間を表わすことはできない。ところが八方位ではそれが可能であるという利点もある \ では、組み数字のうち、どれが南を向くだろうか。それは太陽と地球と月の関係で決定される。といっても月の見える方角では決まらない。月は全て東から出て西に沈むが、昇ったときに何時かによって月の出る方角が変わる。本来三日月は東から出ているが、まだそのときは明るいので見えない。ようやく見える頃には西に沈む前で、南西の方である。そしてすぐ西に沈む \ 上弦は正午ごろに東から昇るが、日が沈んだころには既に南中している。つまり南から見え始める。新月は始めから日没しているので東から見える。となるとあたかも三日月の出る方向が西に近いように見える。新月は三日月に近いから、これが西に見えかねる。そして上弦が南で満月が東で、残った下弦が北ということになる。ところがこれはおかしい。下弦は東から昇るのが深夜なのでやはり満月と同じく東から見える。つまり、北と関連付けられる月はない \ 三日月から新月を無理やり西にして、上弦を南にしても、満月と下弦は東になってしまって北が決定しない。地球からの主観的な見方ではいけない \ 八方位を名付けたのはアシェットであるが、このころの人は地動説を既に知っていた。ゆえにアシェットは月と太陽と地球の位置関係で方角を決めた。もっと簡単にいうと、月の地球に対する公転方向を方角に利用した。月は地球の自転方向と同じ方向に公転する。東から西へ周るわけだから、つまりは東へ進んでいるわけである。これを踏まえて以下の説明に進む \ そもそも新月とは月が地球と太陽の間に入ってきたときを示す。逆に満月は太陽から見て月が地球の後ろにいったときを示す。つまり新月は太陽の方向に存在するといえる \ さて、北半球のアルバザードでは太陽は南に見える。ゆえに新月は太陽の方向である南を表わす。したがって南がmyuxetである。ではaljはどこになるか \ 月は地球の周りを周っている。新月で太陽と月と地球が並んだとき、月は太陽から見て右側、つまり東に動く。ゆえに南東がaljになる。以下、東はdurgaで北東はtuvan、北がxanteで北西がtuvin、西がvineになって南西がiljになる \


sast 1 2 3 4 5 6 7 8
xelt myuxet alj durga tuvan xante tuvin vine ilj
kefu kefa sov kefa/kefe kefe sov kefe/kefi kefi sov kefi/kefo kefo sov kefo/kefa
最終更新:2007年05月25日 16:09