神聖古アルカ(midasidarka, sartarka)とは、2008年12月4日よりセレン(当時27歳)が古アルカ(Wiki)において、神話『幻想話集アティーリ』の世界の中で話されていた古アルカを作ることを目的として創作した言語である。
アシェットで使用されなくなって久しい古アルカを神話上の言語としてリメイクしようとした活動は2004年11月19日の新生古アルカもあるが、これは当時使用されていた中期制アルカの影響が色濃い。芸術志向にシフトした新生アルカを使用している当時の状況から見て、新生古アルカは神話時代の言語として不適として再度リメイクされることになった。
今回はナユとユルグのエピソードを古アルカで記述することを目的としている。

成立経緯

19年末に、アシェットは「古アルカは神話上の古アルカとして不適切」とした。理由は以下の通り。
1:元が英語と日本語とフィンランド語からなるアポステリオリ(ただし途中でアポステリオリ性は排他している)。
2:途中でアプリオリになったのは形態素であり、語法や文化までアプリオリになったのは制になってやっと。
3:新生と古は内容がかなり異なる。神がこの古アルカを使っていたなら、かけ離れすぎた新生を採用しなかったはず。
4:子供の作ったものなので、言語的な作りこみが甘い。
そこで、新生を元に古アルカ風に作り直した言語を神聖古アルカとし、これを神話上のアルカとする。これは狭義的には第二アルカを指す。
同コンセプトでセレンが制から作った新生古アルカはこれにて廃案。

(xia635.lzh 2008/12/02 10:27のsidarka)

音声

新生古アルカと同じく5母音24子音体系であり、制アルカ新生アルカでは使われない4子音がある。

当初、Kakisが便宜的に用いていた/無声歯舌摩擦音/"th"、 /有声歯舌摩擦音/"dh"、 /無声軟口蓋摩擦音/"kh"、/歯茎はじき音/"rh"の体系を想定していた。(神古の音素 2008/12/04 (木) 19:57:56)

th→sh, dh→zh (神古の音素 2008/12/04 (木) 20:16:32)

kh → hh, rh→lh
sh, zh, hh, lhは「制アルカ以降のヴァージョンで同化された音声+h」という法則で組み立てられた綴りである。
ゆえにsheereはseereという音声に変化したということが分かりやすくなっている。
(神古の音素 2008/12/04 (木) 20:17:09)

便宜上の表記を、"S"、"Z"、"H"、"L"に変更。shはpshooraなどのつづりに対応できないため。
(神古の音素 2008/12/05 (金) 08:22:01)

/無声歯舌摩擦音/ "S"
/有声歯舌摩擦音/ "Z"
/無声軟口蓋摩擦音/ "H"
/歯茎はじき音/ "L"

文字名 神古アルカ字形 新生アルカ音声 意味
Ser Seere seer 静か
Zot Zot mod 登る
Han Hanoi hanoi
Lik Liks liks

外部リンク

古アルカ http://www42.atwiki.jp/sidarka/
※神聖古アルカに関するページ

参考資料

セレン=アルバザード "sidarka_WikiLog652.zip"
人工言語アルカ > axlei652 2008/12/19 1:21 GMT
古アルカ(神聖古アルカサイト)のバックアップ

セレン=アルバザード "hacma652.lzh"
人工言語アルカ > axlei652 2008/12/19 1:21 GMT
古アルカ(神聖古アルカサイト)の文字画像

最終更新:2008年12月19日 19:26