最上位標目 : アルカ文法史
同位標目 :初代アルカ / 先代アルカ / 古アルカ / 制アルカ / 新生アルカ

初代アルカ(lamarka)とは、初代ソーンの作った花言葉を拡張した暗号としての人工言語である。機能語は独自のもので、内容語は全て名詞でできている。抽象的な概念は抽象的な名詞から派生させている。文法は単純。全体として使いづらく文が長い。暗号としては使えるだろうが、人工言語としては満足に機能しないと目される。
この初代アルカという名称は、後世に作られたものであり、「アルカ」という名称が決まったのは1991年の古アルカが最初である。
初代アルカは、ソーン使徒または準使徒エストが執筆した初代アルシェと初代ソーンの抗争を描いた小説『カコ』に収録されている。この作品の正確な作成年代が不明であるため、初代アルカが誕生した年代も不明である。だが、恐らく1980年6月4日に作られた先代アルカよりも古いものと推測される。

語彙

制アルカ新生アルカにおいて、数語の借用語が存在するのみである。

kist (芝生)
semaim (紫陽花)
hacma(使徒) 
ip(桃)。ipk(尻)に派生
ov(雨、動く)。後期制アルカではovn(動く)、中期制アルカ新生アルカではov(動く)。

文字

『アルカ』p43l33に「リーザが『使徒用言語案』を表す文字に表意文字を選択していた。その案の中には既に文字がいくつか作られていて、それらの文字は後に先代アルカや初代アルカと呼ばれることになるものである。」あり、恐らく表意文字が用いられたものと推測される。

参考文献

セレン=アルバザード"『アルカ』"
アルカの部屋 > アルカ 14|fav|zan
初代アルカ(1980)~2003/10/15当時の中期制アルカまでの歴史

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最終更新:2008年04月16日 19:26