音声
『
高水準制定語彙』ので作られた語彙のため、外来語を除けばほとんど見られない語頭重子音が増加した。
アルカ・エ・ソーンと比べると抑揚が強い。
アンシャンテという音声通信装置の感度が悪いため、大声で抑揚をつけて話す必要があったからである。感動詞を2回言うのも感度の悪さが原因である。
文字
語彙
『
高水準制定語彙』の作成に労力を費やしていたため、そう簡単に改変できない状況であった。また、高水準制定語彙の語彙はソーン側に伝わっていないため、それほど改変せずにすんだようだ。
推定語彙数
『
制定語彙』の1347語に『
高水準制定語彙』に収録された4756語を足した6103語。
6103語のうち単純語は1988語で、このうち幻字が定まっているものは1498 語である。他は複合語で、このうち3945語は幻字による複合語である。
また、6103語のうち、自然言語由来のものは134語で、残りは
音象徴由来と
初代アルカ・
先代アルカ由来と恣意的な造語である。
また、『高水準制定語彙』以外の文献に見られる幻字があり、意味や音や字形が正確に分かっているものが38 字あった。その他、字形等が不明瞭な幻字は数に加えられなかった。
文法
前ソーン・アルカとほぼ同じ。このころに起こった主な変化は関係詞が複雑化したこと、
中期に急増していたエクスプローダーが減少しだしたことなどである。
動詞
エクスプローダー
動名詞
節を作る接続詞ker~buであらわす。
[ker li:z bu]小さくすること。
関係詞
主格や対格以外にも様々な格が取れるようになった。
例文
著作物
このころ最大の文献は『
高水準制定語彙』である。『高水準制定語彙』は他の使徒の論文と同様にルティア家が保管している。
また、メル9 年ファーヴァの月セレンの日(1998年3月8日)から作成しだした『
青アンクノット』は『
赤アンクノット』の姉妹品であり、これもセレンが保管している。『青アンクノット』は日本語をメタ言語にしたもので、アルカの統語論と形態論を説明してあるが、アルカによる例文は乏しい。
『
高水準制定語彙』とは、
後ソーン・アルカの時代に
リディアと
リュウが主幹となり
アルシェで作られた作られた幻字辞典である。887個の新字と4756個の単語が収録されている。語彙の拡充と略語を正規の用法として認めさせること、当時分離していた
ソーンに情報が漏れたとき分かりにくくするためという目的で作成された。新規語彙を作ろうにも音形のバッティングが多いため、grなどの語頭重子音の単語も作られた。
文化
『
高水準制定語彙』の作成にアルシェの全精力を注いだため、『
幻想話集アティーリ』はほとんど発達しなかった。アルシェとソーンの対立関係が使徒の不安と緊張を高め、アルテに対する信仰心が高まった。この暗黒時代は後に
アルティス教を生むのに重要な時期であった。
参考文献
セレン=アルバザード "
akaan.jpg"
人工言語アルカ板 >
人工言語アルカ総合 905 2009/05/29(金) 14:47:47 2009/05/29 5:45 GMT
※赤アンクノットの画像資料。1998年7月27日~1998年12月9日のものか。
最終更新:2009年06月14日 21:33