i-Blue 747A+
このぺーじは A-GPS 対応 GPS Data Logger「i-Blue 747A+」のまとめサイトです。
情報の大部分は他の i-Blue シリーズや PhotoMate シリーズとも共通するはずですが、相違点などあれば記事を追加していくと良いと思います。
もくじ
一般情報(外部リンク)
どこで買える?
購入したところを追加して下さい。
- GPSDGPS で購入しました。 -- 白樺 (2009-09-21 17:27:49)
付属ソフトは?
附属の 8cm CD-ROM に入っている物は以下の通り。
CP210x(あちこちで見かける仮想COMポート・ドライバ)と、設定情報ファイル(.inf)があります。
- GPS Photo > locr GPS Photo
Windows 用、Symbian 用、Windows Mobile 用 がフォルダ別にあります。
- Software Utility > GPS Photo Tagger
Google Map 上に、軌跡を表示できる。
- Software Utility > GpsView
ログのダウンロードはできないが、GPS補足状況の表示、パソコンでのログ記録、AGPSデータの更新(ダウンロード)などができる。記録間隔を 1 ~ 5 Hz で設定できるので、0.2秒間隔で記録するように設定できます(記録できる時間も1/5になりますが)。
英語版のマニュアル。
某旭川で購入した際に附属してきたCD-ROM には、DataLogger なるソフトが入っていました(i-Blue 747 付属のものと同じもの)。NEMA情報のうち、どのデータを記録するかの設定などができます(例えば、速度と高さの記録をOFFにして記録ポイント数を増やす、など)。ただし、ログに記録する項目の変更をすると、全てのログデータが削除されますので注意が必要です。データのダウンロードもできますが、たまに電源を入れ直しても読めなくなることがあります。その際は、後述の MtkDLut などで一旦ダウンロードを正常終了させると、また読めるようになります(多分リセットコマンドの送信などが抜けているのでしょう)。
付属以外のツールは?
- USB または Bluetooth経由でダウンロードできる。
- ダウンロードしたデータは .csv / .nmea で保存できる。
- NMEA2KMZ の呼び出しをサポート。
- インストール不要(USBメモリーから実行可能)
- 動作確認:Windows Vista, Windows XP
- 入力形式: .csv / .nmea
- 出力形式: .kml / .kmz / .gpx / .nmea / .csv (一括変換可)
- ジオイド・グリッドデータを用いてジオイド値を補正可能
- インストール不要(USBメモリーから実行可能)
- 動作確認:Windows Vista, Windows XP, Windows 2000
- MTK GPS Chipset 搭載のロガーの多くに対応。
- Java製なので、多くのプラットホームで動作(JRE必要)。Javaが動作するなら、Palm, WinCE, Mobile Phone でも可。
- ダウンロードは Sourceforge から
- GPSBabel for Windows は、Windows 95, 98, ME, 2000, XP, Vista で動作。
- GPSBabel for OSX は、OS X 10.4 (Tiger) と 10.5 (Leopard) で動作、Intel Mac と PPC Mac に対応。
- GPSBabel for Linux は Fedora 用バイナリと source RPM で提供。
- ソースファイルも公開されている。
- PC用の VisualGPS、モバイル用の VisualGPSce などがあります。
レビューいろいろ
良さそうなところがあったら追加して下さい。
Tips
- 仕様では更新が 1Hz となっていますが、実際は 5Hz まで可能です。PCなどに繋ぎ、by Time を 0.2秒(5Hz)に設定すれば動作します。時間はデフォルトでは1秒単位で記録する設定ですが、ミリ秒に設定すれば、0.200秒単位で記録されます(記録精度は1/1000秒ではなく1/5秒です)。
- 0.200以下を指定すると、0.200秒に設定されます。0.250秒(4Hz)や0.333秒(3Hz)なども指定できます。
Bluetooth の動作
- Bluetoothの状況は、本体LED表示で判断して下さい。
- マニュアルを見る限りでは、NAV / LOG ともに Bluetooth接続は ON です。
- 実際に使ってみた感じでは、LOGモードでは Bluetooth は基本OFFのような感じです。ただし、NAVモードでBluetooth が接続又は待機状態になってから LOG に切り替えると状態継続ということのようです。
- 飛行機で使いたいときは、OFF → LOG へと一気に切り替えましょう。その際、NAV では Bluetooth を OFF にできないので、LOG モードで使いましょう。本体のログもできるだけ残したいなら、距離で記録(by Distance)の 9999 m あたりにしておけば、それなりに消費を抑えられるはずです。
LED表示
青が点灯 |
Bluetooth接続を探している。電波出力最大。 |
青が点滅2s |
Bluetooth接続中。電波出力標準。 |
青が点滅5s |
Sleepモード。5秒に1回程度、電波が発車される。 |
青が消灯 |
Bluetooth OFF。電波は出力されない。 |
Bluetooth接続の流れ
接続する場合 |
点灯(探索) → 点滅2s(接続) = Connect |
接続しない場合 |
点灯(探索) → 5分経過 → 点滅5s(待機) = Sleep |
本体スイッチの切り替えとBluetoothの動作
OFF |
Bluetooth も OFF |
OFF → NAV |
Bluetooth は ON、その後 Connect(接続) か Sleep(待機) へ移行 |
OFF → LOG |
Bluetooth は OFF |
NAV(探索) → LOG |
Bluetooth は OFF |
NAV(接続) → LOG |
Bluetooth は Connect(接続) を継続 |
NAV(待機) → LOG |
Bluetooth は Sleep(待機) を継続 |
一度 NAV で Bluetooth を ON (Connect / Sleep) にし、それから LOG に切り替えれば、Bluetooth ON のまま LOG モードに移行できます。
Q&A とか
- Bluetooth は OFF にできないのですか。
- 本体スイッチ OFF の状態から、一気に LOG まで切り替えれば OFF で動作させられます。NAV モードでは OFF にできません。詳細は↑の「Bluetooth の動作」の項目を参照して下さい。
- NAVモードで Bluetooth が切断すると、ログも停止するのですか。
- 本体から端末側へのデータ送受信が停止するので、当然端末ソフト側のログも停止します。
- 1秒未満の設定は、本体スイッチの操作で1秒にリセットされるのですか。
- そういう情報を掲載しているところもありますが、詳細は不明です。
- 一部のソフトでは、本体と接続した際に1秒に変更されてしまうことを確認しています。
- 本体スイッチを LOG にした状態で接続し、5Hz(0.2秒)に設定。その後一旦OFFにし、翌日そのままONにして記録したところ、ログではちゃんと1秒間に5回記録されていました。
- ただし、デフォルト設定のままだと、時間は秒単位までしか記録されないため、同じ時分秒のものが5つずつ記録されていました(緯度経度その他のデータはちゃんと変わっている)。
- 秒未満も記録する設定に変更してやるか、後から単純に .0 ~ .8 を追加してやれば問題はないかと思います。
- 記録できるポイント数は、当然減るので注意。
- ログのダウンロードがうまくいかない。
- USB / Bluetooth を問わず、ダウンロードが中断された場合、それ以後「途中までしか読めない」「全く読めない」などの症状が発生することがあります。一旦別のソフトでダウンロード完了すると、また読めるようになるようです。
- とりあえず、MtkDLut で全ダウンロードした後で再度試したらうまくいった。
- 本体にUSB接続できないのですが。
- 本体は認識されていますか。
- 仮想COMポートドライバはインストールされていますか。まだならばインストールしましょう。
- 本体スイッチは NAV / LOG のいずれかになっていますか。OFF だと認識されません。
- ポート番号は正しいですか。接続するUSBポートが違うと、別のデバイスと認識されて、それぞれインストール(設定)が行われます。当然、割り当てられる仮想COMポート番号も変わるので、できるだけ同じポートを使うべきです。
- USBで繋いでから認識されるまで、若干時間を要する場合があります。特にも、初めて接続するときは時間が掛かります。
裏で重いソフト(ウイルス対策ソフトなど)が動作中である場合や、パソコン自体が古い(遅い)場合なども、認識までの時間が長引きます。また、最初の接続だと5分程度掛かることもあるので、取り敢えずカップ麺でも食べて待っていて下さい。
- 接続速度は妥当ですか。基本的に 115200 が推奨されています。
- Bluetooth の PIN コードは? / パスコードは?
- VALID が '6' とは何ですか。
- 「Estimated mode(推測モード)」のようです。どのような推測をしているかは不明ですが、補足衛星数が3基を下回ったときに現れているようです。
- CD-ROM が読めないのですが、最新のドライバやソフトはどこで入手できますか。
不具合とか
不具合報告や対処法などを追加して下さい。対処法が確立したら Q&A にも記載よろしく。
- デバイスの設定について、ソフト毎にできることが違うってんで取替え引替え。他にも通信中にケーブル抜くとか色々やってたら、AGPSのデータ更新とかログのダウンロードが全くできなくなった。とりあえずログの全消去を実行したら治ったが、使用するソフトはあるていど決めておいた方が良さそうですね。 -- 白樺 (2009-09-23 17:11:45)
掲示板
その他の話題など。
- 取り敢えず M-241 のページを参考に作ってみました。いきなりゴチャゴチャしているので調整よろしくww -- 白樺 (2009-09-21 17:29:48)
- 今頃気が付きましたが、ページ名を間違って 474A+ で作っていたんですね。管理権限のある方、気が付かれましたら救済をお願いします・・・(汗) -- 白樺 (2009-09-22 00:16:25)
- 修正Thx>してくれた人。連絡帳に「じゃんじゃん編集してほしい」ってあったので調子に乗りすぎ大ポカ...orz。
ところで GISupply のマニュアルが GPSDGPS のものとそっくりだと思っていましたが、同じ会社だったんですね。(笑) 因みに後者の方は「GPSDGPS」のロゴが入っていてお得? -- 白樺 (2009-09-23 16:59:22)
- これってストラップ穴ありますか?i-Blue747トリップレコーダーにはありませんでした。持ち運びにちょっと困ってます。(100円ショップの小物入れに入れてます) -- 名無しさん (2009-09-23 19:40:07)
- ストラップ穴は見あたりません。底面が滑り止めっぽくなっているので,設置しての利用を想定しているのだと思います。
代わりという訳ではありませんが,バッテリーケースの留め金部分の両側に少し隙間があるので,ふたを一度開け,ストラップの輪の部分を留め金部分に引っかけるようにしてふたを閉じる(噛ませる?)という手はあります。
結構いい感じに安定します。747は持っていませんが,本体ケース構造は余り変わらないと思うので試してみては如何でしょう。 -- 名無しさん (2009-09-24 21:55:01)
- ファイルが色々と更新になっていたようですね。
本家 Manual(英語版)。未更新の記述も残っているようです。
旧「747A+ Manual V1.0.pdf」 '09/05/06
新「747 A+ User Manual v1.1.pdf」 '09/09/24
GPS Photo Tagger 1.2.3 h4 も,バージョン番号が変わらないままファイルは更新されています。違いは不明。
旧「20090901 gpsPhotoTagger 1.2.3 h4.zip」 '09/09/21
新「20091001 gpsPhotoTagger 1.2.3 h4.zip」 '09/10/05
更に,GpsView 2.0.16 が公開されています。
新「GpsView v2.0.16.zip」 '09/10/07 -- 白樺 (2009-10-21 15:44:18)
- ドライバーと一部ソフトが更新されているみたいですね。
20091231 gpsPhotoTagger 1.2.3 h6.zip '09/12/31
20100202 USB_Driver V1.2.zip '10/02/02 -- 白樺 (2010-02-20 14:59:10)
タグリスト
最終更新:2010年02月20日 14:59