半年に一度の健康診断の後、精通のある男の子と両性の子は残って、精液を採取
される。
(環境ホルモンや少子化に関係あることらしいけど、詳しいところは知らない。)
別の部屋に順番に呼ばれて、パンツを脱がされ、おち×ちんにゴムの袋をつけて、
お尻に指を入れられる。みんな声を出さないように我慢して、できるだけ早く
出しちゃう。気持ちいい声なんか外に聞こえたら、ずっとそれでいじめられるから。
‥‥というのは友だちから聞いた話で、実際には初めてだった。
列の先頭になり、しばらくして名前が呼ばれると、ちょっとどきっとした。
カーテンで窓を目隠しされたドアが開き、前の子が目を伏せながら出てきて、
少しふらつきながらそそくさと立ち去るのと入れ違いに、わたしは中に入った。

部屋には二人の看護士さんがいて、消毒液の匂いが充満していた。
入り口で匂いをかいでいたら、若い方の人に声をかけられた。
「どうしたの」
「生臭いかと思ってたけど、違ったので」
何がおかしかったのか、看護士さんたちはケラケラ笑った。
「ああ、初めてなのね? じゃあこっちに来て、パンツを脱いでちょうだい」
年上の方、といっても26,7の、眼鏡の女の人が、手もとの脱衣かごを指差した。

「痛くないから、リラックスしてね。ユミちゃん、清拭お願い」
「はい主任。それじゃベッドに横になって。少し脚を開いて、お×んちん見せて
ちょうだい」
恥ずかしいと感じるひまも無く、わたしは若い看護士さん、ユミさんに言われるまま、
下半身裸で横たわった。ユミさんが、手早くあそこの周りをアルコール綿できれいに
拭いて、小さなゴムの袋をおち×ちんにかぶせ、根元をシールで止めた。
「もう少しだからね。下を向いて、脚を曲げて、お尻を上に上げてちょうだい。そう」
ユミさんは、わたしのお尻を両手で挟んで、すごく恥ずかしい格好で止めた。
使い捨ての医療用手袋をはめてきた主任さんが、左右に広げられて丸見えのお尻の穴に
触れた。
「力を抜いて。大丈夫だから。ちょっとビクッと来るかも」

(お腹の中に、精液腺ていうところがあるの)
去年から精液を採取されてた、両性の友だちが言っていたのを思い出した。
(お尻の穴から指を入れて、そこをいじられると、すごく気持ちよくて、すぐ出ちゃうの)

ち×ちんに血がたぎって破裂しそう。女の子の方の性器も濡れてぐっしょりになっている。
だけどわたしは射精しなかった。
気持ちよさを、シーツを噛んでこらえた。
「あら、我慢しなくていいのよ」
出して楽になりたい。でも出せなかった。

汗まみれでベッドにつっぷした私を、看護士さんたちは優しく慰めてくれた。
「今、射精しなくても病気じゃないわ。心配しないで。次の機会にしましょう」
でもわたしには、理由に心当たりがあった。
突然だが、わが校のモットーは「整理整頓・徹底清掃」である。この部屋の床も、
当然ぴかぴかに磨き上げられている。
わたしは床の反射で、看護士さんたちが二人とも、パンティストッキングでなく、
ガードルをつけていることを確かめた。
そこで、おずおずと切り出した。
「‥‥あの、すいません。お二人のどちらか、私におち×ちんをしゃぶらせて
くれませんか?」

思った通り、看護士さんたちは、二人とも私と同じ両性具有者だった。
あの部分の大きさが一人一人違うので、両性具有者はパンティストッキングより
ガードルの愛用者が多いのだ。それに両性の子の場合、リラックスしやすいよう、
同じ体の看護士さんが付くのはわかる気がする。
「‥‥いつも、家で射精するときは、その、おち×ちんをしゃぶりながらするんです。
同じようにすれば、きっと出ると思います。
それに‥‥今朝、ママが、私のは濃いから、ぜったい採取してもらえって」
「‥‥やむをえないわね。ユミちゃん」
「えっ! 私ですか!」
「私は精液腺マッサージをしないと」
「そうですか‥‥」
というわけで、わたしは、再びベッドに這いつくばり、ユミさんのおち×ちんに
むしゃぶりつきながら、突き出したお尻を主任さんに責められていた。
「あっ上手‥‥この子、主任より上手です」
「こらそこ、余計なこと言わない」
口の中の熱い塊の先っちょを、舌先で押し広げるようにすると、ユミさんは、
ヴァイオリンの弦を弾いたみたいに体を震わせた。
「あっ、だめ、出る」
生臭い愛のエキスを口いっぱいに浴びせられた瞬間、わたしも、犬のように腰を振り
ながら、自分の筒先に装着された袋に、白熱するマグマをたっぷりと吐き出していた。

ユミさんが、もう一度アルコール綿で、汚れたところを始末してくれた。おち×ちんを
きれいにした後、綿を代えて、口の周りもしっかり拭いた。そして軽いキスをした。
「部屋を出る前にしっかりうがいしてね」
その間、主任さんは、わたしから採った精液を冷凍する前に、色見本のようなものと
見比べていた。
「あら」
「どうしました」
「濃度A++」
つられて、わたしも主任さんの手元を見た。透明な袋をすかして見えるわたしの精液は、
ほとんどバター色に近いミルク色。
ママに言われて、できるだけ濃いのを採ってもらうため、二日ほどがまんしたせいだ。
「えーと‥‥採取した精液が濃度A+以上の場合、本人の同意を得て、可能であれば
もう一回分採取すること、と手順書にあったと思いますが、主任」
「わたしなら、よろこんで! ぜひ採取してください」
主任さんは困ったようにユミさんを見た。
「無理ですよ、そんなに続けて勃ちませんよ。高校生じゃないんだから」
「‥‥そう、しかたないわね‥‥」
細身でちょっと硬い感じがしたユミさんのと比べて、主任さんの太ももはもっちりと
柔らかく、すべすべの肌に頬をうずめると、雲の海を泳いでいるようだった。
ところが、成熟した体と対照的に、感じ方は恥ずかしがりの少女のようで、こぶしで口を
おさえて喘ぎ声をこらえていたけれど、ときどき漏れるすすり泣きが、外に漏れるんじゃ
ないかと心配になった。
いく時、主任さんは、わたしにのしかかるように体を折り曲げ、わたしの裸のお尻に
跡が残るほど夢中でキスした。射精だけじゃない絶頂感で、体中がかあっと熱くなり、
ふわっと浮いたような気がした。

「看護士さんたちの精液、おいしかった?」
「んー‥‥ママのが一番好き」
わたしは今、家に帰って、ママのあそこに舌を這わせてる。二人とも裸で、ベッドの上で
逆向きになって、お互いの大事なところをお口で慰めている。
パパが死んでから、ママはずっと寂しがっていたから、わたしはママとセックスした。
ママがパパのことを忘れるまで、わたしはママのものだ。
3か月前、わたしが初めて夢精を迎えた後、ママとわたしは、いつもお口でセックスする
ようになった。わたしが大人になるまで、赤ちゃんができないように。
でも、大人になったら、ママだけじゃなく、主任さんや、ユミさんや、学校の友だち
みんなとセックスしたい。
早く大人になりたいな。

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最終更新:2007年05月16日 01:20