ここでは、判定を目指しながら戦うスタイルについて綴ってゆきます。
自身のスタイルといいますか、戦い方があまり科学的ではないため、
文章化しづらく稚拙な説明、抽象的過ぎる説明が多く見受けられるかと思われますが、
ご了承ください(汗)
(諸事情により執筆が遅れます。なるべく早いペースで完成させたいと思います。)

判定狙いは、スパー開始前から意識すべし

勝利のための選択肢として判定を選ぶということは、より相手よりも安全な戦い方を目指すということに他なりません。そのためには、原則としてスパーを開始する前に、このことを心がけておく必要があります。
  • 後退ジャブとBジャブを8:2ぐらいの気持ちで使い分け、主軸とする。
  • 前進ジャブは相手の強打空振りに合わせる。
  • アッパーは相手のアッパー空振り以外には放たない。
  • リング上、半分より自陣側へポジショニングする。
  • 1~3Rの間にジャッジBへのアプローチを決定付ける。
  • クリンチメーターの長さごとに意識を切り替える。
  • 返しの強打は、一定量のダメージ以下であれば放たない。
  • 但し、故意のダウンによる逃げは絶対にしない!!!

ディフェンシブスタイルの基本距離

ガード及びダッキングなどを完全に機能させるための基本距離は、前進ジャブがギリギリ当たるかどうかの距離です。

第1R:相手の挙動を分析する。

第1Rでは強打は極力放たず、フェイントやダッキングを用い、相手の反応を伺います。ジャブの速射タイプならば、一発の伸ばす距離は短いため、スウェーをこまめに行い、最小限の下げ幅で避けることを心がけます。ボディブロータイプならば、避けることを意識するよりも、威力を最小限に抑えることを心がけます。ボディ攻撃のタイミングを図り、スタミナロスを誘えるように、このRで覚えてしまいましょう。カウンター一閃タイプならば、下がりながらジャブを打ち、バリアーを張っておきます。その際、ジャブをある程度規則的なリズムで打つことを意識してください。

第2R~第3R:ジャッジBの心象を決定付ける。

  • 分析がある程度終えたら、積極的な攻撃を減らします。相手の攻撃の出鼻、打ち終わりを狙い、移動しながら(専ら後退)ジャブでカウンターを取り続けます。R終盤、およそ2:20~を越えた辺りを見計らって、ガード越しにフックを当てます。その後、スウェーなどで顔面へのダメージを防ぐことにより、ジャッジBの印象を掴むことができます。

中盤(4R~最終R前):焦りを生み出す

  • 3Rまでにポイントの優勢(特にジャッジB)を掴んだら、その次は相手の行動の選択肢を減らしに掛かります。相手の主だった行動パターンに対して、ジャブ、クリンチ、ダッキング(これは避けに専念)、スウェーでアクティブなディフェンスを心がけます。なぜ、アクティブであるべきか。ガードの場合、強打を至近距離で防げば、それはカウンターチャンスです。しかし、中~遠距離から受けると、相手のリズムを生み出し、攻撃の糸口が掴みづらくなるためです。(もちろんガードは大切な防御です。むしろ至近距離ではガードの比率を高めましょう)

最終R:ラスト1分半を超えた際の猛攻に全神経を注ぐ

  • ポイントで2P以上支持を受けているジャッジが2名以上いれば、後はダウンさえしなければ勝てます。ここで注意しなければならないパンチがあります。Bフック。最終は逃げ切りを図るため、攻撃の手数も少なく、ポジショニングも後方へ意識しがちになり、コーナー際にいることも多くなります。またガードも堅くし、凌ごうとしがちです。そんな時にボディフックが2発。これが入ると、状況は急変します。最後の逃げ切りのカード、スウェーが無力化し、強引なフック、アッパーで倒される可能性が非常に高くなるためです。しかも、この状況でダウンすると、回復力が鈍っているためそのままKOになるという悪夢もあります。

最終、ボディフックへの対処

  • 前述の通り、最終Rで一番恐ろしいのはBフックです。これが放たれたらどうするか?最も安定した戦い方としては、1発はもらう覚悟を決める。その次の2発目、これを下がって威力を軽減もしくは避ける。その時に絶対にカウンターを決めてはいけません!カウンターを決めると相手のスタミナ消費がリセットされ、脅威が残るためです。必ず避けた後は、密着してクリンチで引き離すか、スウェー姿勢を保ちゴングを待ち続けます。

判定も立派な勝利への執念である

  • 前述の最終の逃げる姿勢、一見すると「……。」と思えてしまいます。しかし、これは逆に言うと、相手の逆転の可能性、「もしも」という恐怖。これを認識しているがための、必死の戦法です。これはすなわち、相手の強さ、恐ろしさをしっかりと認めているためです。相手を侮っていたとしたら、ここで油断が生じ強引につぶしにかかり逆に倒される恐れもでてくるのです。これが現実の世界タイトルマッチの舞台だとしたら…最終R、最後の最後で目指し続けた、今手にしかけている栄光のベルトがするりと手から抜け落ちてしまうかもしれないと脳裏によぎったら…そう、追う側も追われる側も歯を食いしばり、必死になり真剣勝負をしているのです。


ガードからの反応速度向上

ガードキーを離してから、一瞬だけ判定が残ったままの状態が存在します。相手が強打を放つタイミングがワンパターン化していた場合は、この特性を活かし、ガード判定解除後、即ストレートを打つことにより、カウンターが成立します。

強打コンボ発動の使い分け

  • 強打コンボ(いわゆるフック→ストレートなど)は、一発目のダメージ量が120~130を越えた際に発動することにより、成立する技術です(スタミナゲージ満タン時)。一発目がそれ以下の場合は強打、とりわけフックを放ってはいけません。相手の起死回生のアッパーと言う名の花火が顎に打ち上げられ綺麗な夜空を見ることになるでしょう。

打たれ慣れを必ずリセットする

強打が命中した場合(大体70~80以上)は、必ずジャブorBジャブを当てて打たれ慣れをリセットしてください。そこからの深追いは禁物です。これによって、相手の動きに若干の迷いを生じさせることができ、ペースを掌握できると同時に、次の機会に更なる傷口を広げる準備ができあがります。

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最終更新:2007年05月23日 01:40