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青空文庫 非公認 裏 wiki *99


——電子コンテンツの維持存続のためにコンピュータが登場してから作成された電子的資料はきちんと維持保存できているのかという問題。
——このままだと、未来の考古学者が発掘をしたら二〇世紀の最後から二一世紀初頭の資料が極端に欠けていることを発見することになるかもしれない。
坂村健『21世紀 日本の情報戦略』岩波書店、2002.3、p.184-185 より)

——ゆえに絶えず、また本質的にテキストはすっかり失われてしまう恐れがある。誰がそのような消失を予測するであろう。
(スチュアート・ケリー『ロストブック 未刊の世界文学案内』晶文社、2009.8、扉、ジャック・デリダ「プラトンのパルマケイアー」より)

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アスタリスク


アスタリスク またはアステリスク (英: asterisk) は、約物のひとつで、右のような6本の放射線である。原語の意味は「小さい星」(ラテン語経由の古ギリシア語)で、日本語でも星号、星印とも呼ばれる。

■グリフ
下記の用途により、上の方に小さく書かれることが多く、印刷活字やコンピューターのフォントが最初から上に寄せてデザインされていることも多い。ただし、一般に全角文字では「*」のように中央に置かれる。
原則として、放射線は6本で、2本の縦線と4本の斜め線からなる。ただし場合によっては、2本の横線と4本の斜め線からなることや、放射線が5本や8本からなることもある。

■類似の記号
日本では、星印というと「☆」「★」が一般的である。また、「※」(米印)を「星印」と呼ぶこともある。
△と▽を合わせた形を、籠目ないし、ダビデの星、六芒星と呼ぶ。
アスタリスクを90度回転させると、プッシュ式電話機におけるダイヤルキーの一つである「星印」(スターマーク)となる。このキーは主としてダイヤル回線使用時に、トーン信号出力へ切り替える場合に使用される。パソコンでモデムを制御するとき(電話番号を入力するときなど)は星印はアスタリスクで代用される。

◇参照:Wikipedia「アスタリスク」。



九十九


つくも-がみ(名)付喪神器物ノ古ビテ、精靈ヲ得タリト云フ神。付喪神記(古キ繪卷物)ニ、陰陽雜記ニ云フ、器物、百年ヲ經テ、化シテ精靈ヲ得テヨリ人ヲ化(バカ)ス、コレヲ付喪神ト號ス、トアリ。

つくも-どころ(名)作物所古へ、禁中ニアリテ、調度ナドノ製造、彫刻、鍛冶ナド、種種ノ細工スル所。別當、預、ノ職アリ。又、ツクモンドコロ。字類抄「造物所、ツクモトコロ、在禁中永安門内歟」西宮記、十二、改錢「令字樣奏聞、賜作物所彫定、副官符鑄錢司」榮花物語、三十一、殿上花見「つくも所ニテ、女房ノ裳唐衣ニ、繪カキ、作リ繪ナド、イミジクセサセタマフ」

◇参照:『新編 大言海』大槻文彦(昭和31.3. 冨山房)より



公開:2009.1.13
更新:2010.5.5
しだひろし/PoorBook G3'99
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  • トップページのトップに引用というのもどうかなと思いましたが、しばらく、坂村さんとデリダの言葉をはっておくことにします。 -- しだ (2010-04-25 12:04:44)
  • だれでも編集できるのが wiki の利点ですが、サイトを使って電子本の個人販売をおこなっており金銭がからんできますので、本文の編集権限は管理者に限定しています。ほかのサイト・ほかの wiki からのリンクは歓迎です。 -- しだ (2011-02-18 12:07:55)
  • はてなへのコメントありがとうございました!目と脳がまだ動く限り、ぼちぼちと進みます。 -- Juki (2013-05-04 18:27:24)
  • おっと、、、Juki さんおひさしぶりです。初書き込みありがとうございまーす。 -- しだ (2013-06-01 17:31:34)
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最終更新:2013年06月01日 17:31